天皇元服(読み)てんのうげんぷく

世界大百科事典(旧版)内の天皇元服の言及

【元服】より

…平安王朝の貴族社会における通過儀礼の中では最も重要であり,とくに天皇・皇太子の場合には為政者たる帝王としての統治権の資格付与の上からも重大な意義をもっていた。即位後に元服する天皇元服は古代中国の例に習い,一つの例外もなくすべて正月5日以前に行われたが,皇太子で元服する皇太子元服ではほとんどが正月以外であり,日も不定だった。清和天皇は864年(貞観6)の正月1日に15歳で元服,4尺5寸(約136cm)以上の藤原氏の児童13人を加冠の上引見した。…

※「天皇元服」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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