天神さん(読み)てんじんさん

世界大百科事典(旧版)内の天神さんの言及

【天満宮】より

…菅原道真をまつる神社。〈てんまぐう〉ともいい,俗に〈天神さん〉とよばれる場合が多い。平安時代の公卿,学者であった道真が903年(延喜3)大宰府で没したあと,その地に葬られ,やがて神としてまつられたが,一方京都でもその怨霊がおそれられて,北野に神としてまつられた。…

【古物市】より

…東寺境内での毎月21日(弘法大師の命日)の弘法市は,1500の露店が並び,12月はとくに〈しまい弘法〉といわれる。北野天満宮の毎月25日(菅原道真の命日)の市も〈天神さん〉としてにぎわい,とくに1月は〈初天神〉と呼ばれる。また東京世田谷(代官屋敷跡付近)の〈ぼろ市〉も江戸時代からあり,今は12月15~16日と1月15~16日の2回開かれる。…

※「天神さん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」