天竺五精舎(読み)てんじくごしょうじゃ

世界大百科事典(旧版)内の天竺五精舎の言及

【精舎】より

…仏道に精進する者が住む舎という意味。釈迦が主として説法した五つの僧院たる祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくおん)精舎,鷲嶺(じゆれい)精舎,獼猴江(みこうこう)精舎,菴羅樹園(あんらじゆおん)精舎,竹林精舎を天竺五精舎といい,なかでも須達(しゆだつ)長者が舎衛城の南にたてた祇樹給孤独園精舎は,祇園精舎の略称で,日本の文学でも親しく用いられた。中国や日本における五山の制は,天竺五精舎にならったものである。…

※「天竺五精舎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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