天竺伎(読み)てんじくぎ

世界大百科事典(旧版)内の天竺伎の言及

【十部伎】より

…初め隋の文帝のとき六朝以来の俗楽と外来音楽のうち7種を取って七部伎を組んだ。俗楽系の清商伎,文康伎,亀茲楽の要素をふくむ国伎,西域楽系の亀茲(クチャ)伎,安国(ブハラ)伎,天竺(インド)伎,朝鮮楽系の高麗(高句麗)伎がそれである。次の煬帝(ようだい)のとき国伎を西涼伎,文康伎を礼畢と改名し,新たに疏勒(カシュガル),康国(サマルカンド)の両西域楽を加えて九部伎とした。…

※「天竺伎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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