《夾注輔教編》(読み)きょうちゅうふぎょうへん

世界大百科事典(旧版)内の《夾注輔教編》の言及

【輔教編】より

…〈原教(教えとは何か)〉〈広原教〉〈勧書〉の3編より成り,契嵩の著作全集である《鐔津文集》にも収める。別にみずから注をつけた《夾注輔教編》があり,日本で再刊されて,五山文学に影響を与えた。著者は,唐の韓愈が同じ名の〈原教〉および〈原人〉〈原道〉などを書いて,儒教の伝統を明らかにし,仏教を異端として排撃するのに対し,あらためて儒仏道三教がその原理を一にすることを主張するのであり,六朝以来の同じテーマの書である《弘明集》や《広弘明集》を継承し,当初より大蔵経への編入を求めて書かれ,宋学の排仏運動に先手を打つ意図をもっていたようである。…

※「《夾注輔教編》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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