奉天殿(読み)ほうてんでん

世界大百科事典(旧版)内の奉天殿の言及

【太和殿】より

…中国,北京の紫禁城の外朝三大殿のうち最大の正殿。皇帝の即位や元旦などの祝日の式典,詔書の頒布などの大典が行われた宮殿で,明代創建時には奉天殿といい,のちに皇極殿,清の1645年(順治2)に太和殿と改称した。華麗な彫刻の高欄・階段をもつ白大理石造の三重基壇上に立ち,黄色琉璃瓦で二重寄棟造の大屋根をいただく最大規模の木造建築で,細部の彩色や調度にいたるまですべて最高級の形式を採用している。…

※「奉天殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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