契苾明墓出土俑(読み)けいひつめいぼしゅつどよう

世界大百科事典(旧版)内の契苾明墓出土俑の言及

【唐三彩】より

…中国,唐時代につくられた三彩陶で,盛唐三彩と晩唐三彩とに区別される。盛唐三彩をささえたのは貴族であり,晩唐三彩は貴族にかわって台頭した市民層および海外輸出によってささえられていた。唐三彩の技法は純白の胎土,あるいは白化粧白胎の選択が重要な成因になっており,白磁,白釉陶がはじめてつくられた六朝末期の北斉時代(6世紀後半)に華北の地で,併せて焼造されはじめたのも道理であった。はじめ白い胎土に透明釉をかけ,さらに緑釉をたらし込んで白釉緑彩の形で登場する三彩は,隋時代ののち初唐時代の7世紀中葉には透明釉をおおいに工夫して色釉に暈し(ぼかし)と滲み(にじみ)をつけた釉法が試みられ,盛唐の則天武后の治世に釉技は完成する。…

※「契苾明墓出土俑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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