《奥様になった女中》(読み)おくさまになったじょちゅう

世界大百科事典(旧版)内の《奥様になった女中》の言及

【フランス音楽】より

… しかしラモーのころ,時代は反古典主義の兆しをみせはじめていた。イタリアの喜劇一座によるペルゴレーシの幕間劇《奥様になった女中》の上演(1752)が,イタリア歌劇支持のJ.J.ルソーほか百科全書派をラモーたちフランス伝統派に挑戦させた一種の新旧論争であった〈ブフォン論争〉の火ぶたを切らせた。その際ルソーは自ら《村の占師》(1752)を作曲したが,これはオペラ・コミックに新しい道を準備したものといえるであろう。…

【ペルゴレーシ】より

…作品数は当時の作曲家として多いとはいえず,彼の作といわれる作品にも疑わしいものが多い。代表作にはインテルメッツォ《奥様になった女中La serva padrona》(1733)と宗教歌曲《スタバト・マーテル》(1736)がある。オペラ・セリア《尊大な囚人》のこっけいな幕間狂言として作曲された《奥様になった女中》は,大好評を博したために独立した作品として上演されるようになり,オペラ・ブッファの初期の例となった。…

※「《奥様になった女中》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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