《好色訓蒙図彙》(読み)こうしょくきんもうずい

世界大百科事典(旧版)内の《好色訓蒙図彙》の言及

【好色文学】より

…《好色三所世帯》《真実伊勢物語》などは純然たる春本でもなく,紙一重のところで好色本となっているといえよう。この種には《好色訓蒙(きんもう)図彙》《好色増鏡(ますかがみ)》《浮世栄華一代男》《好色伝授》《好色旅枕(たびまくら)》《好色小柴垣(こしばがき)》《風流曲三味線》《好色床談義(とこだんぎ)》《諸遊芥子鹿子(けしがのこ)》《魂胆色遊懐男(こんたんいろあそびふところおとこ)》などが著名で,元禄・宝永より享保・寛延にわたって出ている。《逸著聞集》《はこやのひめごと》《あなをかし》を俗に色道の三奇書と称するが,ほかに《大東閨語(だいとうけいご)》《春臠柝甲(しゆんらんたくこう)》の文画ともに秀抜なものがある。…

【吉田半兵衛】より

…上方の浮世絵の揺籃期に活躍し,西川祐信(すけのぶ)の先駆となった点が着目される。《好色訓蒙図彙(こうしよくきんもうずい)》(1686)など延宝(1673‐81)から宝永年間(1704‐11)初期にかけて挿絵の遺作がみられる。【鈴木 広之】。…

※「《好色訓蒙図彙》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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