如意樹(読み)にょいじゅ

世界大百科事典(旧版)内の如意樹の言及

【ボダイジュ(菩提樹)】より

… ジャータカや中世の物語集には,現代の民俗にも通ずる樹神の崇拝が多く語られるが,その大半はバニヤンとアシュバッタで占められている。またこうした習俗を背景にした,願ったものをなんでも出してくれる〈如意樹〉の物語も多いが,このモデルもバニヤンとならんでアシュバッタが数多くみられる。現在もアシュバッタに宿る神々の崇拝や,木の枝や葉を用いた呪術は広く行われている。…

※「如意樹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む