妬げ(読み)ネタゲ

デジタル大辞泉 「妬げ」の意味・読み・例文・類語

ねた‐げ【妬げ/嫉げ】

[形動ナリ]
ねたましいさま。憎らしくて腹立たしいさま。
「かくほかに歩けどさらに―にも見えずなどあれば」〈大和・一四九〉
ねたましく感じられるほどすばらしいさま。りっぱであるさま。
「ほととぎすは…はたかくれたるも―なる心ばへなり」〈・四一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android