婦人服改良協会(読み)ふじんふくかいりょうきょうかい

世界大百科事典(旧版)内の婦人服改良協会の言及

【コルセット】より

… 1830年には胴回り46cmのコルセットまでつくられ,きつく締めるため食事がとれなかったり,卒倒する者まで現れ,健康上の問題をめぐって賛否両論がたたかわされた。19世紀半ばにアメリカで組織されヨーロッパにも広がった〈婦人服改良協会〉はウエストをきつく締めつけないコルセットを発表したが,普及するに至らなかった(改良服)。20世紀に入り,女性の社会進出とともにウエストのゆるやかなファッションが現れ,機能性が重視されるようになり,ガードルと呼ばれる,靴下つりのついた,伸縮性のある素材でつくられたコルセットが出現した。…

※「婦人服改良協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む