《婦人生活》(読み)ふじんせいかつ

世界大百科事典(旧版)内の《婦人生活》の言及

【女性雑誌】より

…38年の内務省警保局の〈婦人雑誌ニ対スル取締方針〉をはじめとした統制強化により,婦人雑誌は戦時色を強め,戦争協力的な記事が増加していった。だが敗戦とともにその枠ははずれ,46年《主婦と生活》,47年《婦人生活》が創刊され,再び生活実用雑誌は活況を呈してきた(なお戦前からの《主婦の友》《婦人俱楽部》とあわせて四大婦人誌といわれている)。都市化の進行とともに増大した新中間階層の核家族の主婦を中心に,アメリカ式の新しい家事技術を伝えたが,しゅうとめに代わる家事技術の伝達メディアとしての役割も果たしていた。…

※「《婦人生活》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」