世界大百科事典(旧版)内の子どもの事故の言及
【学校事故】より
…学校事故は1960年代から激増しはじめ,81年度学校安全会の給付件数だけで125万件に及ぶ。子どもの生命,身体の安全を保護すべき学校で,子どもの事故が多発するという矛盾から,学校の環境・管理・指導,学校設置者や国の教育条件整備のあり方,救済措置が問われている。 学校事故の発生,態様は多岐にわたるが,大別すれば,(1)教育課程に基づく授業の中で発生するもの(体育・理科・技術教育など実技・実験・実習や学校行事,クラブ活動),(2)課外指導中に発生するもの(夏期休暇中の水泳指導,林間・臨海学校や部活動),(3)通学途上で発生するもの,(4)休憩時間に発生するものである。…
※「子どもの事故」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」