子ども観(読み)こどもかん

世界大百科事典(旧版)内の子ども観の言及

【子ども(子供)】より

…また,男子は天神講,女子は弁天講と,別の集会をもっている所もある。貝原益軒が《和俗童子訓》(1710)で〈七歳,是より男女,席を同じくしてならび坐せず,食を共にせず〉と言ったことは,日本の伝統的な子ども観を儒教道徳で強調したものといえよう。学校教育以前あるいは以外における子どもはただ遊んでいるだけの日々であったと思われがちであるが,実際は,社会的には子供組に組織され,地域の年中行事や儀礼の執行を分担し,また家内部においても子どもがしなければならないさまざまな労働があり,彼らも額に汗して働いた。…

※「子ども観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む