子宮腟部(読み)しきゅうちつぶ

世界大百科事典(旧版)内の子宮腟部の言及

【子宮】より

…上端の左右は卵管に,下方は腟に続く。子宮頸の下半部は腟に突出しており,子宮腟部と呼ぶ。子宮の壁は1~1.5cmの厚さがあり,内膜,筋層,漿膜の3層からなる。…

【性器】より


[子宮]
 子宮は前後から圧平された西洋ナシの形をしており,上方の丸みをおびた部分を子宮体(その内部の腔所を子宮腔という),下方の細く管状の部分を子宮頸(内部の管状の腔所を子宮頸管という)とよぶ。体の左右の上隅に卵管が開き,頸の下端部は腟に突出して子宮腟部とよばれる。子宮の壁は1~1.5cmの厚さがあり,内方から外方へ粘膜すなわち子宮内膜と筋層,漿膜(子宮外膜)から成る。…

※「子宮腟部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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