世界大百科事典(旧版)内の子宮頸腺の言及
【性器】より
…筋繊維は妊娠にさいして数を増す一方,細胞の一つずつも大きくなり,非妊娠時の数十倍の長さと数倍の太さに達する。 子宮頸の内面は丈の高い単層円柱上皮でおおわれ,粘膜固有層内に多数の子宮頸腺があるが,月経周期に伴って組織の剝離(はくり)などは起こらない。子宮頸腺はアルカリ性の粘液を分泌するが,この粘液が子宮頸管をふさいで,腟(酸性)からの細菌などの侵入を防いでいる。…
※「子宮頸腺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」