孕石(読み)はらみいし

精選版 日本国語大辞典 「孕石」の意味・読み・例文・類語

はらみ‐いし【孕石】

  1. 〘 名詞 〙 石の中にまた小さい石をもっているもの。こもちいし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の孕石の言及

【石】より

…石の信仰伝承は多様である。樹木の根元に置かれた自然石が神の依代(よりしろ)としてまつられたり,道祖神・屋敷神・エビス神の神体として石がまつられるほか,つねに湿り気を帯びていたり,生長し子どもを生むといわれる霊石は生石(いきいし)や子産(こうみ)石,孕(はらみ)石として信仰や説話の対象になっている。また磐座(いわくら)には神が降臨してくると考えられた。…

※「孕石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android