世界大百科事典(旧版)内の存日処分の言及
【遺言】より
… 日本における遺言法の歴史は,養老令にまでさかのぼる。養老令にみられる生前における死後のための処分を意味した〈存日処分〉は,その源流であるといわれている。しかし,それが普及するに至ったのは,江戸時代になってからのことであり,当時,庶民の間では,頓死など不慮の死のため遺言をなしえない場合を除くほかは,遺言相続が原則的に行われていた。…
※「存日処分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」