世界大百科事典(旧版)内の《学校建築図説明及ビ設計大要》の言及
【学校建築】より
…【福田 晴虔】
【日本における学校建築】
[定型化の時代]
学制発布以後明治20年代までが,日本の学校建築の揺籃期である。当初寺子屋や,教員の住宅を利用するものから,地方によっては,外人建築家の手になる疑似洋風の近代的学校建築まで建てられるなかで,1895年(明治28)に,文部省より《学校建築図説明及ビ設計大要》が刊行された。この内容は,いわば校舎の標準設計で,これからの学校建築のあるべき姿が,考え方と,実例で示されていた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」