世界大百科事典(旧版)内の孫仏山の言及
【塔ヶ岳】より
…神奈川県秦野(はだの)市と清川村,山北町の境にある丹沢山地中央部の山。塔ノ岳,尊(孫)仏(そんぶつ)山ともいう。標高1491m。秦野市街西方の渋沢から大倉尾根または大秦野から表尾根を経てこの山に至り,さらに丹沢山,蛭ヶ岳へとつづく丹沢主脈にあって登山者が多い。また四十八瀬川,水無川は沢登りの盛んなところである。山名は,山頂の北面に尊仏岩という岩塔があり,地元で〈お塔〉と呼ばれ拘留尊(くるそん)仏がまつられて,雨乞いの神としてあがめられたことによる。…
※「孫仏山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」