宇宙冒険小説(読み)うちゅうぼうけんしょうせつ

世界大百科事典(旧版)内の宇宙冒険小説の言及

【SF】より

…アメリカSFの父と呼ばれるガーンズバックH.Gernsbackは最初のSF専門誌《アメージング・ストーリーズ》を1926年に創刊し,ベルヌの夢と冒険をさらに発展させ,《ラルフ124C41+》(1911)においてさまざまな技術的発明を予言するとともに,スミスE.E.Smith,ウィリアムソンJ.Williamsonなどの人気作家を育てた。そして,少し早くから冒険小説を書いていたE.R.バローズやE.ハミルトンとともに〈スペース・オペラspace opera〉と呼ばれる宇宙冒険小説の全盛時代を迎えることになる。これは最初に示したSFの(1)の面として今日まで発展し続け,《スター・ウォーズ》や《スーパーマン》のような映画やテレビドラマの人気番組として普及した。…

※「宇宙冒険小説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android