宇宙開発計画(読み)うちゅうかいはつけいかく

世界大百科事典(旧版)内の宇宙開発計画の言及

【科学技術政策】より

…経済的に落着きをみた昭和40年代に入り,自主技術の開発の必要性が叫ばれ,大型科学技術を国の手で開発する計画が相ついでとりあげられた。動力炉開発計画(1967)についで宇宙開発計画が発足,宇宙開発委員会が設置され,このほか海洋開発に関心が高まったほか,国の資金による大型プロジェクト,開発も始められた(1966)。このように自主技術開発を目ざす国の活動は高められたが,一方,環境汚染防止,保健医療等,経済成長のかげに,なおざりにされてきた分野への対応の要請が高まったほか,科学技術の社会への適用に伴う影響を事前に評価するテクノロジー・アセスメントがとりあげられた。…

※「宇宙開発計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android