世界大百科事典(旧版)内の宇登呂の言及
【斜里[町]】より
…1791年(寛政3)斜里場所が置かれ,サケ,マスを中心とする漁業開発が行われてきた。現在,斜里,宇登呂(うとろ),知布泊(ちつぷどまり)の漁港がある。農業は1877年以降に始まり,昭和初期には1000haに及ぶ水田も造成されたが,冷害を受けて壊滅した。…
【知床半島】より
… 半島は道内の最奥であること,地形が険しいことなどのため国内で最も開発の及ばない地域であり,陸路は東岸で相泊(あいどまり),西岸で岩尾別(いわおべつ)までしかなく,知床岬に至るものはない。宇登呂(うとろ),羅臼の両漁港を基地として秋にサケ漁が行われる。羅臼の北東約15kmの知円別(ちえんべつ)から知床岬付近までの沿岸では,7~8月に点在する番屋に泊まり込んでコンブを採取する。…
※「宇登呂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」