世界大百科事典(旧版)内の安倍晴明判紋の言及
【結び】より
…解縄を口にくわえて手で縒りを戻すのであるが,これは汚れを解く模擬的な行為である。平安中期に活躍した祈禱師安倍晴明は,後世,陰陽道の祖と仰がれた天文・陰陽道の大家であるが,彼が創作したといわれる〈安倍晴明判紋〉という星印はまぎれもなく結びの呪術である。明治時代には陸軍の式帽の上部に縫いとられ,星章として使われた。…
※「安倍晴明判紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」