世界大百科事典(旧版)内の安定破壊の言及
【破壊】より
…このほかに,巨視的な観点から,破壊は,クリープ破壊,疲労破壊などに分類できるが,破壊の微視機構は,応力集中により材料組織の不均一部分に微視割れが生じ,それが成長するか,合体する過程を経て,最終的な破壊につながる場合が多い。このとき,荷重の低下を伴わない破壊を安定破壊(安定亀裂成長),荷重低下を伴う最終破壊を不安定破壊(不安定亀裂成長)と呼ぶ。延性破壊脆性破壊【岸 輝雄】。…
※「安定破壊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」