《安徳天皇絵》(読み)あんとくてんのうえ

世界大百科事典(旧版)内の《安徳天皇絵》の言及

【合戦絵】より

…鎌倉時代に流行し,《平治物語絵巻》(ボストン美術館その他),《蒙古襲来絵詞》(宮内庁)などの作品が残る。室町時代になると,《安徳天皇絵》(下関市赤間神宮)のように,襖や屛風にも描かれるようになり,近世初期には,長篠合戦,関ヶ原合戦や大坂の陣のような同時代に起こった合戦の記録画も描かれた。【辻 惟雄】。…

※「《安徳天皇絵》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android