世界大百科事典(旧版)内の安福クラブの言及
【徐樹錚】より
…若くして秀才となり,のち日本の士官学校に学んだ。段祺瑞の幕下に入り,安福クラブを組織してお手盛りの新国会(安福国会)を操縦するなど,〈扇動家軍師〉の呼名に象徴されるように策謀に腕をふるった。悪名高い日華共同防敵軍事協定の締結など,日本への従属路線を積極的に推進したが,安直戦争に敗れて一線を退き,のち,恩人を謀殺されて徐樹錚に怨みを抱いていた馮玉祥(ふうぎよくしよう)によって逮捕,銃殺された。…
※「安福クラブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」