安積開墾(読み)あさかかいこん

世界大百科事典(旧版)内の安積開墾の言及

【士族授産】より

…これによって政府は,福島県安積原の士族入植による国営開墾事業や,士族授産の勧業資金貸下げによる開墾,製糸,紡織,製陶,マッチ製造,牧畜,製茶,セメント製造などの助成を行った。このうち安積開墾は,猪苗代湖から安積の原野に水路を開き,旧久留米藩士族など十数藩士族487戸を入植させ,1300町余を貸し下げ,うち396町を開墾したものであった(1884現在)。また勧業資金貸下げは約200万円,対象となった士族は推定7万6000戸に達した。…

※「安積開墾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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