安達文仲(読み)あだちぶんちゅう

世界大百科事典(旧版)内の安達文仲の言及

【安達清河】より

…江戸中期の漢詩人。名は修。字は文仲。下野(しもつけ)の人。修験道の家に生まれたが,家業を嫌って青年時に江戸に出,服部南郭に学んで漢詩人として立った。市隠草堂という詩社を開き,一般の武士や町人を対象に漢詩を教授したことで知られる。18世紀後半から漢詩の趣味が広く普及するようになるが,多数の人に漢詩を教授することで生計を立てた清河の生き方は,その漢詩普及という時代の風潮を体現するものとされる。詩集に《市隠草堂集》(前編1775,後編1788,遺編1802)があるほか,市隠草堂の門人たちの詩を集めた《嚮風草(きようふうそう)》(初編1770,2編1784)がある。…

※「安達文仲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む