世界大百科事典(旧版)内の宋の四大家の言及
【蔡襄】より
…文学にも長じ,〈四賢一不肖〉の詩をつくって司諫の責任を果たさなかった高若訥を攻撃したことでも知られている。書家としては,蘇軾・黄庭堅・米芾(べいふつ)とともに宋の四大家と称せられ,北宋書壇の先駆者としての地位を占めた。《万安橋記》《顔真卿自書告身跋》《謝賜御書詩表》などがあり,ただ優美閑雅ばかりでなく,骨力にすぐれた点が特徴である。…
※「宋の四大家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」