完全電離プラズマ(読み)かんぜんでんりぷらずま

世界大百科事典(旧版)内の完全電離プラズマの言及

【プラズマ】より

…しかし現在,狭い意味では,荷電粒子(電子と正,負のイオン)の密度および電離度(荷電粒子の密度と中性分子の密度の比)が大きく,しかもその中での導電現象などの物性が磁場によって大きな影響を受けるような状態にある気体をプラズマと呼んでいる。 ところで,たいていの気体では荷電粒子群の温度(熱エネルギーの目安)が数万~10万K以上になるとほぼ100%電離してしまって中性分子はほとんどなくなり,いわゆる完全電離プラズマができる。この状態は通常の中性気体,あるいはわずかに電離した(弱電離)プラズマとは非常に異なった新しい物性を示すようになるので,〈物質の第4態〉(固体,液体,ふつうの気体に次ぐ第4番目の状態という意味)といわれている。…

※「完全電離プラズマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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