宗海寺(読み)そうかいじ

世界大百科事典(旧版)内の宗海寺の言及

【源為朝】より

…沖縄の伝説では,為朝が伊豆から風に流されて沖縄の運天(うんてん)港に漂着し,島尻の大里大按司の妹との間に1子尊敦をもうけ,この尊敦が沖縄王の祖舜天王となったと伝えるが,このような伝説の片鱗は月舟寿桂(1470‐1533)の文集《幻雲文集》,袋中の《琉球神道記》(1648)に見え,琉球の最初の正史《中山世鑑》(1650)には詳しくこの伝説を記している。伊豆の八丈島の宗海寺は為朝の子の為宗の創建と伝え,八丈小島には為朝明神がまつられている。また八丈島の巫女(みこ)の古謡にも八郎伝説を伝えるものがある。…

※「宗海寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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