宗深(読み)そうしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗深」の解説

宗深 そうしん

雪江宗深(せっこう-そうしん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の宗深の言及

【雪江宗深】より

…室町時代の臨済宗の僧。摂津の生れで,俗姓は源氏,諡号は仏日真照禅師。はじめ京都建仁寺の五葉庵で文瑛禅師に師事したが,のち五山をはなれて,尾張犬山の瑞泉寺で日峰宗舜に参じ,さらに日峰の弟子義天玄詔に参禅してその法を継いだ。妙心寺塔頭(たつちゆう)養源院に住し,義天寂後細川勝元の帰依を受けて竜安寺の住持となり,1462年(寛正3)には大徳寺に奉勅入寺したが,義天の例にならって3日間で退いている。応仁の乱時には,丹波八木の竜興寺に逃れて学徒の指導を行い,乱後は妙心寺復興につとめ,77年(文明9)後土御門天皇より妙心寺再興の綸旨を得ている。…

※「宗深」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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