世界大百科事典(旧版)内の官稲混合の言及
【正税】より
…この時期を境に従来正税と混用されていた大税という表現がほとんど使われなくなるのは,官稲の混合が完了したことと関係しているようである。 官稲混合の数年後,正税はさらに大きな制度的な改変をうける。まず744年に正税から国別に4万束が割り取られ国分寺・尼寺に各2万束が施入され,出挙した利息を造寺用に充てるという処置がとられる。…
※「官稲混合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」