宮内(読み)みやうち

世界大百科事典(旧版)内の宮内の言及

【吉備津神社】より

…大吉備津彦命の鬼退治の神話が,室町期に成立したといわれる桃太郎伝説と結びついて,このころ庶民の信仰を集めていたことがわかる。 門前町の宮内(みやうち)は,現在はその面影はないが,江戸時代には山陽道屈指の遊所として栄えた。《好色一代男》(巻二,はにふの寝道具)にもその名がみえ,また宮内の遊女の恋物語が浮世草子《分里艶行脚(わけざとやさあんぎや)》中の一編〈備中に吉備津手管(てくだ)の小忌衣(おみごろも)〉に見える。…

※「宮内」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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