世界大百科事典(旧版)内の宮谷檀林の言及
【学林】より
…日蓮宗一致派では16世紀末に,関東および関西の根本檀林と呼ばれた下総飯高檀林(飯高寺)と京都松ヶ崎檀林(本涌寺)が開かれたが,のち甲斐身延山の西谷檀林(善学院)などの関東の八檀林と鷹峰檀林(常照寺)などの京都六檀林ができた。同宗勝劣派でも上総宮谷(みやさく)檀林(本国寺)などの七檀林を設立した。天台宗では,武蔵,上野,常陸,上総などの関東十檀林で修学した者を江戸東叡山学校(寛永寺)へ入学させ,また延暦寺などにも学寮が付設された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」