宮遠見(読み)みやとおみ

世界大百科事典(旧版)内の宮遠見の言及

【遠見】より

…(1)歌舞伎の大道具用語で,背景に使われる〈書割(かきわり)〉のうち,とくに遠景を描いたもの。その様式にはいろいろあるが,古典歌舞伎に使われるものは,〈野遠見(のどおみ)〉〈山遠見〉〈海遠見〉〈庭遠見〉,町家を描いた〈町屋(まちや)遠見〉,神社を描いた〈宮遠見〉などに分類される。(2)歌舞伎の演出用語で,遠くに登場する人物をあらわすため,その人物と同じ扮装をした子役を登場させる技法。…

※「宮遠見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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