《家畜と栽培植物の変異》(読み)かちくとさいばいしょくぶつのへんい

世界大百科事典(旧版)内の《家畜と栽培植物の変異》の言及

【ダーウィン】より

…そして地質学者ライエル,植物学者フッカーJ.D.Hookerらのはからいでダーウィンの未発表論文の一部とアメリカの植物学者A.グレーへの手紙が,ウォーレスの論文とともにロンドンのリンネ学会で発表され,自然淘汰説がはじめて世に出た(1858)。 一方,ダーウィンは大著《自然淘汰》の要約に着手し,進化論上の古典となった《種の起原》(1859)を出版したが,《自然淘汰》は未完のままに終わり,そのはじめの部分は《家畜と栽培植物の変異》(1868)となった。残りの部分が刊行されたのは死後100年近く経た1975年である。…

※「《家畜と栽培植物の変異》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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