家請人仲間(読み)やうけにんなかま

世界大百科事典(旧版)内の家請人仲間の言及

【店請】より

…もっとも,こうした身元保証人をもたない店借が多くなると,手数料をとって店請をする仲間ができるようになった。享保期(1716‐36)ころ,大坂,京都に家請人仲間ができ,店賃滞納のさいはこの仲間が立替払いをしたり,引取り小屋を造ったりした。内部に生活困窮者が多く,親類などがない下層の住民が数多くなった結果,こうした家請人仲間という特異な存在をつくらざるをえなかったところに,近世都市の一つの特質がうかがわれる。…

※「家請人仲間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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