寄懸り(読み)よりかかり

世界大百科事典(旧版)内の寄懸りの言及

【脇息】より

…箱形の台の上に綿やパンヤを詰めて錦やビロードを張った蓋をのせるもので,箱には懸子(かけご)がついている。これは寄懸り(よりかかり)とよばれ,主として病人や出産,女性用に用いられ,室町期以降は嫁入道具の一つになった。脇息が表向きの場所で使われるのに対し,寄懸りは内向きで使われた。…

※「寄懸り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」