世界大百科事典(旧版)内の富士新宮の言及
【浅間神社】より
…木花開耶姫(このはなのさくやびめ)命をまつる。901年(延喜1)醍醐天皇の勅願により,富士宮市鎮座の浅間神社(現,富士山本宮浅間大社)より勧請と伝え,よって古く富士新宮と呼ばれ,のち駿府浅間,現在では静岡浅間と通称されている。中世,北条氏に,ついで今川氏,武田氏に崇敬されて社領を寄せられ,近世徳川家康の駿府入りとともに崇敬保護され,朱印領をうけ,1634年(寛永11)家光の社殿造営のあと1773年(安永2),88年(天明8)火災にあったが,家斉が文化年間復興した。…
※「富士新宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」