富樫幸千代(読み)とがしゆきちよ

世界大百科事典(旧版)内の富樫幸千代の言及

【一向一揆】より

…浄土真宗(真宗ともいう)本願寺派の坊主や農民,商工業者,武士などの門徒が主導し,あるいは門徒が他の勢力と結んだり,本願寺法主に動員されたりしておこした武装蜂起,闘争の総称。1466年(文正1)から1582年(天正10)に至る約120年間にわたって,近畿,北陸,東海などの諸地域で起き,室町末~戦国時代の政治史の中で,重要な役割を果たした。真宗門徒の中には,当時一向衆と呼ばれた時宗(衆)の門徒が大量になだれこんでいたので,真宗をも一向宗と呼ぶようになったため,その名がある。…

【加賀国】より

…北陸道7ヵ国の一つ。加州。いまの石川県南半部。
【古代】
 律令体制成立以前は(こし)とよばれた地域の一部で,7世紀末の国評制の施行から奈良期を経て平安初期に至るまでは越前国に属したが,823年(弘仁14)に越前守紀末成(きのすえなり)の建議によって,越前国北半部の江沼・加賀2郡を割いて新たに立国された。律令国家にとって最後の一国建置である。立国にともなって,江沼郡北半が能美郡,加賀郡南半が石川郡として分郡され,江沼,能美,石川,加賀(南北朝期以後は河北)の4郡編成となる。…

※「富樫幸千代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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