寒ギク(読み)かんぎく

世界大百科事典(旧版)内の寒ギクの言及

【キク(菊)】より

…農林水産省の統計によれば,キクの切花全体の生産額は切花・鉢物の生産額の1/3以上を占め,商業的に流通している花卉の第1位を占めている。またその生産も電照ギク(電灯照明で開花をおくらせる方法)で12~4月中に出荷するものや,夏ギク,8・9月咲きギクや,寒ギク(12~1月に開花)または遮光栽培などで一年中出荷されている。
[栽培史]
 キクが中国から日本に渡ってきたのは奈良時代の初期であった。…

【遮光栽培】より


[キクの遮光栽培]
 キクの開花期は品種によって異なり,普通の栽培で4月下旬に開花するものから翌年の2月上旬に開花するものまである。このうち9月以降に開花する秋ギク,寒ギクは代表的な短日植物で,長日期間である6~8月に開花させるためには,開花の45~50日前から日の出後と日没前の数時間を黒布などで被覆する短日処理(日長を11時間前後にする)をしなければならない。欧米では遮光栽培,電照栽培などを組み合わせて秋ギクの周年栽培を行っている。…

※「寒ギク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む