寒緋(読み)かんひ

世界大百科事典(旧版)内の寒緋の言及

【モモ(桃)】より

…《花壇綱目》(1681)には9品種が記録されていて,このころより観賞用の花木としてのハナモモの育成が盛んになったらしい。現在でも八重咲きで白に赤の絞りがはいる源平,早咲きで濃赤色の寒緋(かんひ),濃桃色でキクに似た八重咲きの菊桃(きくもも),白色の寒白(かんぱく)などの花変りのほかに,しだれになったものや,小型で開花する一才物の一才桃など多くの品種が残されている。ハナモモは,果実のできるものでも熟期が遅く,小さくて食用には適さない。…

※「寒緋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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