世界大百科事典(旧版)内の寧漢合作の言及
【中華民国】より
…武漢分共により国共合作は完全に崩壊し,共産党は独自に革命の道を歩むことになるのだが,八・一南昌蜂起から井岡山への道がその新たな出発の開始であった。武漢と南京の国民党は若干の曲折を経たのち,南京政府のもとに統合され(寧漢合作,寧は南京の別称),翌28年4月に馮玉祥,閻錫山の協力を得て北伐を再開し,6月には北京を占領した。ここに関内は国民政府の支配のもとにおかれることになった。…
※「寧漢合作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」