対立物の一致(読み)たいりつぶつのいっち

世界大百科事典(旧版)内の対立物の一致の言及

【ニコラウス・クサヌス】より

…しかし,より妥当な解釈は,個体の重要視,数学・科学的研究の強調,世界はある意味で無限であるとする自然観などのゆえに,典型的なルネサンス人文主義者,過渡期の思想家として位置づけることであろう。 彼の思想の中心原理は〈対立物の一致coincidentia oppositorum〉である。有限者においては存在と本質の区別をはじめ,さまざまの区別や対立が見いだされるが,無限なる神においてそれらはすべて一致する。…

※「対立物の一致」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む