寿(素)甘(読み)すあま

改訂新版 世界大百科事典 「寿(素)甘」の意味・わかりやすい解説

寿(素)甘 (すあま)

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世界大百科事典(旧版)内の寿(素)甘の言及

【州浜】より

…《和漢三才図会》(1712)には,州浜形にしたもののほかに,縄状にねじったものの図が描かれ,それは豆あめとされている。なお,関東には糝粉(しんこ)と砂糖を合わせて蒸してついた寿甘(素甘)(すあま)という菓子がある。これはすだれで巻くなどして凹凸をつけるもので,はじめはやはり州浜形に作って州浜と呼び,それが〈すわま〉〈すあま〉と転じて素甘の字を当てるようになったものと思われる。…

※「寿(素)甘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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