世界大百科事典(旧版)内の封面の言及
【木記】より
…表示の場所は最終巻巻末,序文や目次のあと,第1巻巻末などが多いが,いつも1ヵ所だけであるとは限らない。清朝に入って,書物に封面という表題扉のページを入れることが一般的になると,この封面の裏に表示されることが多くなり,ときには封面の表に,表題と並べて木記と同様の内容が表示されることもあったが,これはふつう木記と呼ばれない。日本では,翻刻の漢籍にとどまらず,和書にも表示されるようになった。…
※「封面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」