将門の乱(読み)まさかどのらん

改訂新版 世界大百科事典 「将門の乱」の意味・わかりやすい解説

将門の乱 (まさかどのらん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の将門の乱の言及

【平将門の乱】より

…しかし将門は,征東軍の関東到着以前の2月14日に,下野の藤原秀郷と貞盛,為憲らの軍に攻められ,下総猿島郡で討たれた。 将門の乱はこうしてわずか3ヵ月で平定されたが,律令国家成立以来の本格的な地方反乱として,後世に大きな影響を与えた。とくに乱の平定に活躍した藤原秀郷,平貞盛,公雅,源経基などの地方土豪が,恩賞として四位,五位に叙され受領に任命されたことの意義は大きく,その子孫は,武者でありながら中央貴族の家柄となり,地方の武士を組織しつつ事があれば反乱を鎮圧する〈武門の棟梁〉への道を歩み始める契機となった。…

※「将門の乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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